9/16 東京

採取シ−ズンもほぼ終わりだが
来年のために葉があるうちにヤナギの木を
目に焼きつけにきた。(上写真)
クヌギ・コナラが定番の普通の雑木林では
なかなか見ることができない。
この日、数人の男性たちがちょうどトラップをセットしているのを偶然見かけた。
むこうもこんな山里で私を見て驚いたようだが、私も今時期トラップをしかけている事じたいに驚いている。
軽く会釈をし、何気なく花の写真を撮っているふりをしながら、「何をぶるさげているのですか?今時期
カブトムシかなんかですか?」と尋ねると「そうですよ。」という返事が返ってきた。
逆に何の写真を撮っているのか?きかれおもわず「里山の秋の写真ですよ。」と答えてしまった。
さすがに同業者みたいなもんですよとはいえない。しつこく「もう夏は終わったのに採れるんですか」
とドシロウトぽく聴くと「冬眠前のクワガタムシですよ」という返事が帰ってきた。コクワだったらわざわざ
こんなにトラップはしかけないだろうからヒラタに間違いないだろうが、さすがにここでヒラタですね
と聴くとわざとらしいので、「へぇ−」と驚いきながらその場を少し離れた。

とにかくいそうな雰囲気のある木という木には、すべて仕掛けてある。
いったい彼らはどのくらい仕掛けたのだろうか?この日の夜確認に来てみたいが、それこそかち合ったら
な−んだということになるので次の日に確認に行くことにした。

次の日、間抜けなことに懐中電気のタマ切れを
起こしてしまった。闇の中夜目を利かしながら、
あてずっぽで撮った写真である。

残念ながら彼らは、採れたのか採れなかったのか
知らないがトラップはそのままの状態であった。
たぶん他の場所すべてがこうなのであろう。
採取者としての最低のマナ−は守ってほしいものだ。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送