2002 1/13 東京

八王子方面が最近の私の探索の日課である。
日課というのも変だがとにかく開拓に出かけるには
まだまだ自然も多く残っているとてもいい所だ。
また、今後圏央道も開通するため仕事帰りの
夏の夜間採集をギリギリカバ−できる距離でもある。

AM9:00 最初のポイントに到着
今日もおもに河川敷近くを見て回ろうと思い
ウロウロするが、これといった木もなく、
いい材も転がってないので早々に切り上げ次の
ポイントへ移動する。

第2ポイント AM10:00、河川敷

ヤナギも多くあり夏はきっと沢山のクワカブに
出会えるだろうと思っている場所なのだが実際、
夏のシ−ズンに来たことがない上にコクワ以外を
ヤナギで樹液採集した事がないため
とても不安なポイントでもある。
とにかく1匹のクワカブ幼虫を確認できれば
安心するのだが・・・。

ウロウロ
する事10分、なかなか土に埋まっている
朽ちた湿り気のあるやや太めの材が
見つからない。乾いていて転がっている流木の
ような材はいくらでもあるのだか・・・・。
また、誰かが材割りしたような材もいくつか
転がっているのも見うけられる。
上に転がっている材は、いてもせいぜいコクワと
だいたい相場が決まっている。
どうせ確認するならヒラタの可能性が高い材を
探す方が楽しみがある。
そんなことを考えながら探す事数分、1つ
よさそうな材が埋まっているのを発見。
さっそくスコップで掘り起こして見た。
適度な重さと、外側にはなにやらカジッてそうな跡が
ドライバ−を使いながら割っていくと黒い物体が・・。
「お、いた。でもコクワかぁ−?」と周りを割っていくと
顎の形が・・・、「ヒラタだぁ−。」
抜け殻も残っているので間違いなく新成虫である。
材の中は、食痕と砂が混じったような柔らかい感じの
土というような感じで、普通の雑木林での木材の質
とはまるで感じが違っている印象をうける。
たまたま、この材がそうなのかもしれないが
私の少ない経験からいってみてもクワガタにとって
あまり良い環境とは思えない。
河川敷のヒラタは、雑木林のヒラタと比べ小粒だと
聞くが確かにこの状態が当たり前だとすると大きく
なるにはきついかもしれない。


左下写真 掘り起こした穴
お持ち帰りヒラタ♂2♀1
材の中で凍ったり、羽化不全で死んでしまっているヒラタクワガタ達合計♂3♀1 死骸の幼虫多数発見
これほど沢山のヒラタに1度にお目にかかると、夏のあの雑木林での大変さは何なんだろう?
とにかく今日は、東京産本土ヒラタタコ採れポイントを確認できたのは収穫であった。
PM 12:30 まだ日は高いが帰宅

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