2002年 5/4 東京・埼玉
東京産ヒメオオクワの採集ポイントの下見

奥多摩山岳会の知り合いにヤナギが生えているという
情報をもとに奥多摩方面へ

AM6:00 自宅前付近でJfkさんと待ち合わせ、
長い山登りになるため途中昼食、飲み水を確保し目的地へ

車で行けるところまで行き後は体力との勝負だ。
山も頂上付近を除き緑一色である。
Jfkさんは、昔この先でキャンプもはったことがあるそうで
奥多摩の山についてとてもよく知っていらっしゃる。
山歩きど素人の私にとってはなんとも頼もしいクワ仲間だ。
ふつうならキョロキョロしながら無駄な時間を食ってしまう所だ。

1時間も歩くと林道もなくなり、いよいよ本格的な登山道へ
標高もあまり高くなく、ここまでヤナギを見つけることは
できなかった。ヤナギの種類は相当多く、自分の思っている
ヤナギとは違う形で存在してたかもしれないが・・・・。

登山道の入り口には、行方不明者の立て看板が・・・・。
歩く道幅があるところではなんとか写真を撮る余裕もあるが。

登山道の所々で落石跡や倒木が行く手を阻む。
写真下のような斜面を延々と歩く。

登山道の道沿いにあった広葉樹の倒木。
きっとこんな木にアカアシなどがいるんじゃない?
なんて冗談のような会話しながらよく見ると産卵跡が!
傷跡からすると、どうも小型種のような感じが・・・・、
ヒメオオクワポイント探索からちょっと横道にそれるが
確認のためちょっと削ってみるとやや頭の色が薄い、小さめの
幼虫が出てきた。これが小型種の幼虫だろうか?
もし小型種だとしたらなんだろうか?今時期なら成虫がいても
おかしくない5月だし、もしかしたら成虫になっているのが
いるかもしれない、そっとまわりをドライバ−で削っていくと
1センチぐらいの黒っぽいようなメタリックのような虫が
ポロッとでた。なんだこれ?
これがルリとかツヤとかホソとかいう小型種か!
2人とも区別がつかないまま、とにかく家に帰って調べる事に。
小型種の存在を知らなければ、そのままゴミムシのような
感覚できっと無視してしまっただろう。

とりあえず今回、小型種ねらいに来たわけでもないので
そのまま先へ進むことに。
しばらく進むと、昔Jfkさんがキャンプを張ったという場所に
たどり着いた。
水がものすごく澄んでおりそのまま手ですくって飲めそうだ。
ちょっと休憩して先へ進むことに。

登山道に笹の葉が見え始めてきた。
山梨でもそうだったが、高山種の一種の目安になるのが
この笹の葉だ。
しばらく進むと、道が急斜面に。
Jfkさんの判断でこの先進んでも周りの樹木は
同じような感じで続くんじゃないかな。ということでここで
帰路につくことに。
種を確認のためここで周りにあるよさそうな倒木を削ってみるが
でたのはコガネムシ系の幼虫のみ!

ドルクス系はいずこに!
ここまで寄り道を含め片道2時間半!
よほどの発生源がないかぎり来るような所ではない。

下山途中にJfkさんが見つけたヤナギ。
群衆とまではいかずも確認。
ヒメオオ生息としての標高としてはちょっときついような感じだ。

途中ブナを歩く小型種を見つけたりするも
ヒメオオ探索としての成果はあげられなかった。


車までもどり遅い昼食すませ、この後の行動を相談。
時間的に再登山する時間もなく、
埼玉方面のJfkさんが再確認したいという場所へ行くことに。

山から一変平地のポイント探索へ

湿地帯に生えるヤナギ群生。
前にJfkさんがこのあたりを周ったときに見つけたヤナギを
何本か見て歩く。
私もこのあたりを探索したことがあるが、そのときはヤナギ
という概念がなかったせいかまるで無視してた場所だ。
あらためてこんな所にも沢山あったんだなぁ−と・・・。


第2ポイント

樹液ので具合を確認へ、前にJfkさんがクワを確認した
小さい水際のクヌギ林へ

けっこう抉れたクヌギ、コナラもあり樹液ポイントとしては
ヒラタも望めそうなポイントだ。

続いてその近くのポイントへ

ここも田んぼ周りにクヌギがあり、よさそうな感じのが
何本か見受けられた。
ちょっと洞を突っつくとコクワがポロリ。

続いて帰路につきながら未開拓のポイントへ行くも日没。
クヌギが多そうなポイントを見るもよくわからず次回の宿題。

さらにその後、いつもの夜間樹液場へ
洞にいるのは、定番コクワくん。
そのほか、スジクワ・コカブト見るもヒラタくんはまだ先か?

今日1日、山の上から他県平地まで
よくよく考えるとなんとまぁ−、よく行動したこと。

Jfkさん、運転ホントにお疲れ様でした。


不明な小型種はいろいろ調べてみると
ルリクワガタのメスでした。

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