クワガタ採集記

2003年 3/16 東京

高山種(オニクワ・ツヤクワ)を求め、かぶちんさん、花さんと
東京の近場の山へ

今回も車が使えず、かぶちんさんに拾って頂き現地へ
目的地に着くとお目当ての林道は車を止められず・・・・。
急遽その場で地図を広げ、どうせ長い時間歩くなら
標高を上げてヒメもねらえるポイントへ行きましょう!と。
みんなの意見も一致し長時間登山をも覚悟し奥深き山へ。

陽があまりあたらない斜面にはまだまだ雪が残っている。
花さんの高度計を頼りに林道をただひたすら歩き続ける。
林道の途中には伐採されたプナの山積みも・・、こういう所に
ルリボシカミキリは来るのかな?なんて考えながらも
まだまだ先をすすむ。
やがて林道も終わり完全な登山道に変わっていく。
今何時?標高は?歩き疲れてくるとこんな事ばかりが
気になってくる。

斜面では野生のシカさんたちが我々を警戒して逃げていく。
足場のよさそうな開けた斜面を見つけては倒木を探す
ルリの産卵痕と比較しても明らかに違う大きい産卵痕。
いったいなんの後なのだろう・・・・。

そんなことを繰り返していると谷のほうからかぶちんさんが
何かを見つけたような感じで息を切らして登ってくる。

写真ではわかりにくいがここは相当急な斜面である。
戻ることを考えるととても降りていく勇気が・・・、さすが
かぶちんさんである。
ヒメのメスっぽいですぅ−−−!!
さっそく食痕と死体を見せてもらった。
ちょっともりあがったおしりのライン
やっぱりいたんですねぇ−!!と・・。

かぶちんさんいわく、ヒメの食痕は細かいとのこと
といっても他のがないので比較はできず・・。
斜面下った当たりにポイントを絞って再び移動
ブナの倒木でかぶちんさん、幼虫とヒメ♂の顎を発見!
左上写真のブナの倒木

お−!♂だぁ−!!やっぱりいるぞぉ−!!
かぶちんさん、どんどん出しちゃってくださぁ−い。

写真 ヒメの食痕

そのうちとうとう成虫までもが!
東京産ヒメオオクワガタ成虫ゲットの瞬間である。


ブナ材を手でさわって見た感じは、とても湿っぽい。
写真上 ヒメオオ♂の写真を撮るかぶちんさん。

まわりを見わたしても近くにはヤナギはなかった。
あるのは、ほとんどがブナであり何の木かわからないが
いくつかの細木があるだけである。
ハンノキ・ヤシャブシ・カエデではなさそうだった。
夏、ヒメオオはこの場所でどういう感じでどんな木に
いるのだろうか?
夏まで待ってみなければわからないが、
又来る楽しみでもある。

写真左下 ヒメが出たブナ材のそばの1枚

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