2004年 6/5 東京

今朝方、19年間いっしょだった愛猫が老衰で息をひきとった。
こんな日は外出はしたくないが、職場の送別会もあり、夕方
立川まで出かけた。
その帰り道、1本のクヌギの木が目にはいった。よく見ると
親子ずれが懐中電気片手に、ウロウロ何かを探している。
たぶん、かぶとむしかくわがたのどちらかというのは、想像できる。
気分転換にちょっと見てみるかな。そんな軽い気持ちで寄ってみた。
車の停め場所を探し、カメラ片手にさきほどの場所に行ってみた。
すると今度は、犬の散歩をしながら懐中電気片手に
クヌギやコナラを見回しながら歩いている人、外灯の下を見て
回るおに−ちゃん。住宅地のそばだし、ここは激戦区なんだろうな
と思いながら私もいっしょになってウロウロ見て回った。
もうさすがに何もいないだろうとあきらめながらも一応
チェックだけしておこうかなと思いながら歩いていると
コカブトやコクワがポツリポツリと見つかる。
こんな所にもやっぱりいるんだなぁ〜。

さすがに沢山の人が来るだけあってなにもいないが樹液もでてる。
何気なく木の裏側の上を見るとヒラタのメスがついてる!!

えっ?こんな簡単に見つかっていいの?一瞬悩んでしまう!
俄然、これはちょっと真剣に見てみないと!とあわてて車に
懐中電気をとりにもどり探索してみることに・・。
すでに何人かの人が見終わった後なので、なかばあきらめながらも
本気モ−ドに突入!
とりあえず樹皮めくれのクヌギの木は、1本もないため
入りずらい藪の中のクヌギを見て回ることに・・。
最初の1本目のクヌギに運良くヒラタ♂を発見!ちょうど出てきて
これから食事場にでも行こうとしていたのか?46mm
左写真 一番目立つ通り沿いの樹液ダラダラクヌギ
誰しもが足を止めて1度は見ていく外灯そばの木。
さすがに何もついていない。観察しながら写真を撮っていると
1匹のクワガタがブ−ンと羽音を立てながら舞い降りてきた。
う−ん、ノコか?と思い見てみるとまたまたヒラタの♂である。
(左斜め下の写真)
ヒラタの飛行シ−ンは3年前に入間市で見て以来2度目である。
あとちょっとの時間差で先ほどの親子は、このヒラタにめぐり会えた
だろうになぁ〜と思いながら手に採りサイズを計る。48mm。

先ほどのヒラタと並べて写真を撮り、藪の一番奥のクヌギの根に
もどす。たぶんまた誰かに捕まってしまうだろうが・・。
気をよくしながら車にもどる途中、別の外灯の下にヒラタの♀が・・。拾ってみると弱っている。背中にキズもある。
鳥?車?しょうがなくまた藪こぎクヌギにもどり置いてきた。さすがに先ほどのオスどもは消えていた。
このあたりは、ヒラタがめちゃくちゃ濃いのか・・それとも偶然が重なっただけのことなのか・・。それとも愛猫のおきみやげか・・。
ヒラタ右  まだ羽がしまいきれていない 怪我のメス

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